第49回 勉強会

「日本の危機管理の課題について

熊本地震そして伊勢志摩サミットを踏まえて」

                                            .

永田 高志 氏

 

九州大学大学院医学研究院先端医療医学講座災害救急分野 助教授 医学博士

 

幼少時   中南米ニカラグアで過ごす

学生時代   九州大学医学部熱帯医学研究会にてペシャワール会活動に参画

1997年3月 九州大学医学部卒業

1999年5月 聖マリア病院医員(整形外科、救急診療科)

 2000, 2001年 パキスタン・アフガニスタン出張

2004年6月 ハーバード大学公衆衛生大学院武見プログラム留学

2006年8月 聖マリア病院救命救急センター 医長

2007年~現在 ハーバード大学人道援助機関との交流

 2007~2009年 ベトナム、ハノイ(交通事故研究)

                 2008~現在 米国外科学会外傷外科手術研修ATOMコース開催

                 2009~2014 カロリンスカ研究所 交通事故研究

                2006年9月 日本医師会総合政策研究機構客員研究員

                   救急災害医療対策委員会、災害小委員会、国際保健委員会

                2010年3月 医学博士号習得(九州大学)

                2012年7月 九州大学大学院医学研究院先端医療医学部門災害・

                   救急医学助教

                予備自衛官(予備三等陸佐)。

                JICA緊急援助隊登録隊員、International Institute of 

                   Global Resilience,Fellow 

 

概要 

5年前に東日本大震災を経験し、私たちは日本の危機管理の在り方を根本から見直し、改善すべく様々な努力をしてきました。市民の防災教育、災害医療の進化、行政機関の連携など多くの取り組みも行われてきました。

しかし、2016年4月14日に発生した熊本地震、そして同年5月26,27日に行われた伊勢志摩サミットにおいて、日本の危機管理の課題が浮かび上がりました。

熊本地震の災害対応において、必ずしも東日本大震災やその後の我が国の自然災害の教訓が十分に生かされませんでした。また伊勢志摩サミットはイベントとして成功裏に終わりましたが、多くの解決すべき課題が残されております。

今回は、熊本地震そして伊勢志摩サミットに医療救護でかかわった経験をもとに、日本の危機管理の課題について議論したいと思います。

講演中の永田先生

講演中の永田先生

講演中の永田先生

       懇親会に最後までお付き合い頂いた皆様と永田先生を囲んで記念写真