第10回

       ERM(エンタープライズ・リスク・マネジメント)の考え方

金融機関での考え方

更に欧州金融危機をも踏まえて

平成24年4月18日

PORTA神楽坂 18:30 - 20:30

米国内部監査人、認定企業再生士

PNBアセット・マネジメント・ジャパン(株) 代表取締役 水島 正 氏

 

経営者のリスク管理モデルの世界標準はCOSO ERMモデルだと言われています。このモデルは有効なのでしょうか?

 

COSO ERMは、内部統制のフレームワークをグループ全体のリスク・マネジメントに適用できるよう、概念を拡張したものでした。特に目的の一つに「戦略」を位置づけた点に特徴があり、経営者が目標達成に向け、リスクを評価した上で、受容可能なリスクテイクに基づき、戦略を実行するための手順を示しています。

 

米国金融界への必要性から生まれたCOSOは「内部統制の統合的枠組み」を定義したものでした。

統制の目的は、事業活動ごとに、法令を守りながら業務を行い、結果(財務)報告するということに対して、5つの構成要素があるとしています。

(監視、情報伝達、統制、リスク評価、環境)

 

 

この、統制からリスクを全社的視点で合理的かつ最適な方法で管理し、リターンを最大化し、企業価値を高めることへと発展させたものがCOSO ERMフレームワークです。

我が国の金融機関では、金融庁からも、それぞれの機関が独自にも「金融検査マニュアル」を設定し、リスクの洗い出し、評価、リスクテイクとリターンを、計画・実行していました。

 

リスクの分類、影響度とレベルの定義を解説し、更に「リスク管理」が経営者の考えるリスクや、会社を倒産に追い込むリスクをコントロールするのに役立っているか、ご理解の上で

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